中国人気ドリンクブランド「HEYTEA（喜茶）」が2020年業績を発表
チーズティーで人気を博した中国のドリンクブランド・HEYTEA（喜茶）が2020年の業績を発表した。2020年末までで61カ所の都市で695店舗も開店している。
新規店舗の出店数を都市別で見ると、北京、上海、広州、深センなどの一線都市が最も店舗密度が高く、次に新一線都市（成都、重慶、武漢など）、二線都市（大連、ハルビン 温州など）と続く。
HEYTEAはリアル店舗だけでなく、デリバリーにも注力しWechatミニプログラム「喜茶go」を開発、2020年12月の時点で会員登録数は3500万人を超えた。ECサイト・天猫に旗艦店を開設しており2020年の新規ユーザー数は62万人にものぼる。
https://baijiahao.baidu.com/s?id=1690828644046494670&wfr=spider&for=pc
Tik Tokの運営会社・バイトダンスがテンセントを提訴
ショート動画アプリ「抖音（Douyin）」や「TikTok」の運営会社であるバイトダンスが大手IT企業・テンセント（騰訊）を、独占禁止法違反で提訴した。WeChatやQQなどのSNS上でのバイトダンス製コンテンツへのアクセス制限などといった、独占容疑に対する訴えである。テンセントは反訴を表明している。
テンセントが競合他社のサービスをWeChatから遮断することは以前から度々あった。バイトダンスは、近頃中国政府がネット大手に対する独占規制を強化したことに乗っ取り、提訴を起こしたのだ。
https://www.thepaper.cn/newsDetail_forward_11139724
アリババが2020年Q4決算を公開
中国Eコマース大手のアリババが2020年10月〜12月期の決算を公開した。総収益が前年同期比37％増加の2211億元に達しアナリストの予想を上回っているが、この数字には昨年10月に買収したスーパーマーケットチェーン・Sun Art Retail Group（高鑫零售）の売上も含まれている。Sun Art Retail Groupの売り上げを除いたアリババの伸び率は27%にとどまる。
コアビジネスの成長が鈍化し始め、ますます厳格化する政府の市場監督と強力な競合他社達に直面している。
https://www.cna.com.tw/news/acn/202102030298.aspx
中国新興EV大手3社の1月の納車台数、前年同月比上回る
中国新興EVメーカー大手の「小鵬汽車（Xpeng Motors）」「理想汽車（Li Auto）」「蔚来汽車（NIO）」の3社が、1月の納車台数を発表した。
前年同月比は小鵬汽車、理想汽車、蔚来汽車の順で470％、356％、452％と増加しており生産ペースは順調に上がっているが、昨年12月と比較すると納車台数の伸び率は下がっている。新車ユーザー数の需要の減少やアメリカのEVメーカー・テスラの値下げ販売需要の高さが原因とみられる。
https://tech.qq.com/a/20210202/012384.htm
中国インターネット普及率70.4%、利用者数は9億8900万人
中国インターネット情報センター・CNNICは「中国インターネット発展状況統計報告書」を発表した。同報告書によると昨年12月時点で中国のインターネット利用者数は9億8900万人達し、同年3月から8540万人も増加、普及率は70.4％となった。そのうちモバイルインターネット利用者数は9億8600万人で同年3月から8885万人増加。
昨年12月時点で中国オンラインショッピングユーザー数は7億8200万で同年３月から7215万人も増加している。デリバリーの利用者数は4億1900万人と、ネットユーザー全体の42.3%を占めている。ライブ配信の利用者は6億1700万人で全体の62.4%であった。
コロナウイルスの影響が中国のインターネット利用の復興を後押しする形となった。
https://www.cna.com.tw/news/acn/202102030195.aspx
上海警察が違法動画サイト「人人影视」を閉鎖
最新の日本ドラマもアップロードされていた中国の違法動画アップロードサイト「人人影视（YYeTs）」が上海警察によって閉鎖された。2000万作品もアップロードされ、会員数も800万人にのぼるほどのサイトであったものの、現在はすでに利用不可となっている。
字幕付きで海外作品も投稿されていた本サイトは多方面のニーズを満たしていたものの、背景には著作権や知的財産権の侵害にあたる行為が行わられていたのだ。
https://baijiahao.baidu.com/s?id=1690927437048705559&wfr=spider&for=pc
会計事務所・デロイトが中国人従業員に不正告発される
アメリカに本拠地を持つ世界最大の会計事務所デロイト（Deloitte）の北京事務所で、コードネーム「YW」という中国人従業員が55ページにも及ぶ告発文を流失させた。勤務期間中の不公平待遇や、偽の監査プロセスといった権力者や中国国内企業が関与しているとされる内容などであった。
デロイト中国が現在進行形で調査を進めるなか、中国証券監督管理委員会も同事件の調査を進めており、デロイト中国に内部調査の開示を要求している。
https://www.cna.com.tw/news/acn/202102060162.aspx
関連記事はこちら： 一週間まる読み中国ニュース⑥ 一週間まる読み中国ニュース⑤ 一週間まる読み中国ニュース④ 一週間まる読み中国ニュース③ 一週間まる読み中国ニュース② 一週間まる読み中国ニュース①