シェア自転車を展開する中国のHellobike(哈啰出行、ハローバイク)が米ナスダックへ上場申請を提出した。同様のサービスがほぼ利用できない状態にあるライバルのofoや、美団に売却されたmobikeに対し、Hellobikeはアリババの支援を受け、あっという間にこの2社を抜かして業界上位に登りでた。

Hellobikeは2016年に創業し、シェア自転車とシェア電動自転車サービスを展開し、現在300以上の都市でサービスを広げている。2020年の利用回数は51億回で中国最大のシェアバイクプラットフォームとなった。シェアバイクの他に、同社はヒッチハイク分野にも進出している。

目論見書によると、2020年Hellobikeの売上は60億元で粗利は7億元。純損失は11億元で前年より損失額が縮小した。アリババ傘下のフィンテック会社アント・グループは36.3%の株式を筆頭株主である。

🔗バブル崩壊後の中国シェアリングエコノミー【シェアサイクルらの今】