中国情報通信院が発表した「2021年第一四半期インターネット上場企業現状」レポートによると、中国の上場ネット企業が178社ある。合計時価総額は18.7兆元で2020年第四四半期より3.3%と微増した。
時価総額トップ10のネット企業はテンセント、アリババ、美団、拼多多、快手、京東、バイドゥ、貝殻、ネットイース、京東ヘルス。
テンセントとアリババが引き続きトップ2を独占している。2月に上場したショート動画のkuaishou(快手)は株価が高騰し時価総額トップ10にランクインした。8位の貝殼はオンライン不動産取引を展開する企業で、2020年に米市場で上場を果たした。このトップ10社の時価総額はネット業界の合計時価総額の80.3%を占める。
上場企業の売上を見てみると、EC企業の売上が全体の66.1%を占める。アリババのようなプラットフォーム型と京東のような直販型が含まれる。そしてSNS/オンラインコミュニティ企業の売上が全体の11.5%を占める。続いて動画関連企業の売上が全体の5.6%を占める。
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